昨今のエネルギー価格高騰により、毎月の電気代・ガス代の負担が重くのしかかっています。こまめに電気を消すなどの小さな節約も大切ですが、最も効果が大きく持続的なのは「契約会社やプランそのものを見直す」ことです。
2016年の電力自由化、2017年の都市ガス自由化以降、消費者は自由に会社を選べるようになりました。本記事では、新電力や新ガス会社への切り替えでどのくらい安くなるのか、失敗しない選び方のポイントを解説します。
大手電力会社(東京電力や関西電力など)の従量電灯プランから新電力へ切り替えた場合、一般的には電気代が約5〜10%安くなると言われています。
| 世帯人数 | 月々の電気代(目安) | 年間削減額の目安(5%減の場合) |
|---|---|---|
| 1人暮らし | 6,000円 | 約3,600円 |
| 2〜3人家族 | 12,000円 | 約7,200円 |
| 4人以上家族 | 18,000円 | 約10,800円 |
※さらに、ガスとセットで契約することで「セット割」が適用され、年間で15,000円以上安くなるケースも少なくありません。
切り替え先を選ぶ際は、単に「安さ」だけでなく、自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶことが重要です。
まずは現在の検針票(またはWeb明細)を用意しましょう。「基本料金」と「従量料金(使った分だけかかる料金)」のバランスを見ます。一人暮らしで電気をあまり使わない人は「基本料金が0円のプラン」、家族が多くて電気をたくさん使う人は「従量料金の単価が安いプラン」がお得になりやすいです。
電気料金のプランには、単価が固定されている一般的なプランと、市場の電力取引価格に応じて単価が変動する「市場連動型プラン」があります。
市場連動型は、通常時は非常に安いものの、夏や冬の電力ひっ迫時や燃料価格高騰時に電気代が数倍に跳ね上がるリスクがあります。電気代の予測が難しいため、初心者には固定単価のプランを強く推奨します。
「1年以内の解約で違約金〇〇円」といった縛りがある会社もあります。引っ越しの可能性がある場合や、他の安い会社が出た時にすぐ乗り換えられるよう、解約金が無料の会社を選ぶのがベストです。
「手続きが面倒そう」と思うかもしれませんが、実は非常に簡単です。工事や立ち会いは一切不要で、WEB上で5分程度で完了します。
ご自身で電力会社と直接契約して毎月料金を支払っている場合は、賃貸でも自由に切り替え可能です。ただし、建物全体で一括受電契約をしている場合は個別の切り替えはできません。
都市ガスではなくプロパンガスを使用している場合、料金は都市ガスの約1.5倍〜2倍と非常に割高です。プロパンガスも自由化されており会社を変更することは可能ですが、賃貸物件の場合は大家さんや管理会社の許可が必要となり、個人での変更は現実的には困難です。引っ越しを検討する際は「都市ガス物件」を選ぶのが最強の節約になります。
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