2023年末で制度が終了したジュニアNISAですが、制度廃止に伴い「子どもが18歳になるまで引き出せない」という厳しいロック期間が完全に撤廃されました。2024年1月以降は、子どもの年齢に関わらず、いつでも理由を問わず全額非課税で払い出すことが可能となり、非常に使い勝手の良い教育資金口座へと生まれ変わりました。
実務においては、単なる知識だけでなく、専門的な事前試算と適切なタイミングでの専門家相談が決定的なコスト差・リスク差を生み出します。後悔のない選択のために、最新の法改正情報と地域の独自助成金ルールを必ず事前に押さえておきましょう。
今すぐお金が必要でなければ、慌てて解約する必要は全くありません。新規投資はできませんが、保有中の株式や投資信託は「継続管理勘定」へ自動移管され、子どもが18歳になる年(高校3年生の12月末)まで非課税のまま運用益や配当金を非課税で受け取り続けることができます。複利の力を最大限に活かすため、教育費が必要となる時期までじっくり寝かせておくのがベストです。
十分な準備や書面での合意のないまま進めてしまうと、予期せぬ高額出費や家族・親族間での深刻なトラブル、あるいは行政からの是正指導・課税処分につながる危険性があります。少しでも不明な点がある場合は、契約前にセカンドオピニオンを求めることを強く推奨します。
注意点として、ジュニアNISAからの払い出しは「全額一括解約」が基本となります。大学進学費用として使う場合は、高校1〜2年の相場が良いタイミングで利益確定して現金化しておくことで、暴落に巻き込まれるリスクを回避できます。もし大学資金を学資保険や給与から賄えるなら、18歳到達後に子ども自身の新NISA口座へ資金を移し、新社会人としての資産形成の元手に充てるのが最高の贈り物となります。
京都を拠点に不用品回収・遺品整理・空き家対策・生活インフラ支援を展開。現場の第一線で培った実務ノウハウと正確な法令・税制データに基づき、暮らしの不安を解消する実践的ガイドを発信しています。